RS232C通信でマルチマスタ―方式にする方法。2台の主局機器から1台の従局機器を共有制御 | 信号変換器のシステムサコム工業

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[2020/10/29]

RS232Cマルチコマンダー登場!
RS232C通信を使用しコマンド/レスポンス形式で運用されるシステムにおいて
2台の主局機器から1台の従局機器を共有するマルチマスタ―方式が可能に!

 システムサコム工業株式会社(東京都墨田区緑1-22-5 州ビル4F)では、2020年10月に [RS232Cマルチコマンダー SS-232C-MCMD2-ADP/-AC/DC] を発売いたしました。

シリアル通信で数多く採用されている通信手順に『コマンド/レスポンス方式』があります。この方式は『主局機器からコマンドを発行し、従局機器がそれに応じたレスポンスを返す』ことで主局機器が従局機器を制御します。通常RS-232C の場合、1対1接続となり主局1台、従局1台のシステムになります。

マルチコマンダーを使用する事で2台の主局機器から1台の従局機器を制御することが可能になります。マルチコマンダーはコマンドを発⾏した主局機器を記憶しこのコマンドに対するレスポンスを記憶した主局機器に返します。主局機器 1 が発⾏したコマンドのレスポンスは主局機器 1 に返され、主局機器 2 が発⾏したコマンドのレスポンスは主局機器 2 に返されます。マルチコマンダーがコマンドに対するレスポンスの経路を自動的に切り替えながら動作します。

SS-232C-MCMD2-ADP

SS-232C-MCMD2-ADP
ACアダプタ仕様

SS-232C-MCMD2-AC

SS-232C-MCMD2-AC
AC90~250V仕様

SS-232C-MCMD2-DC

SS-232C-MCMD2-DC
DC10~32V仕様

RS232C通信を使用しコマンド/レスポンス形式で運用されるシステムにおいて、2台の主局機器から1台の従局機器を共有するマルチマスタ―方式が可能になります。
マルチコマンダーは連続データを一つのコマンドとしてとらえて、そのコマンドに対するレスポンスの経路を自動的に切り替えながら動作します。ヘッダーをつけるなどコマンドの内容を書きかえたりする必要がありません。
従局機器側からの非同期のメッセージはディップスイッチで[両主局、主局1のみ、転送しない]のいずれかを設定できます。

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マニュアル・パンフレット

SS-422i-PHCIN-3PS-xxマニュアル
SS-232C-MCMD2-ADP
マニュアル(PDF)

SS-232C-MCMD2-ACマニュアル
SS-232C-MCMD2-AC
マニュアル(PDF)

SS-232C-MCMD2-DCマニュアル
SS-232C-MCMD2-DC
マニュアル(PDF)

SS-422i-PHCIN/RLSW-xxx パンフレット
SS-232C-MCMD2-xxx
シリーズパンフレット(PDF)


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